試験体に超音波（人間の耳では聞くことができない高い振動数をもつ弾性振動波） を伝え、その反射波が返ってくる時間や大きさから試験体内部の傷の有無や 位置・形状・大きさを調べ、目には見えない内部の状況を把握する非破壊検査。

表面に開口している傷に蛍光又は赤色の浸透液を染み込ませ、 細かい白い粉の現像剤を表面全体に吹き付けて、浸透液を吸い出し 白地に蛍光や赤色でコントラストが際立つようにして、 その模様から傷の有無を調べる非破壊検査。

継手工法（圧接，溶接，機械式）で検査方法が異なり、圧接・溶接の場合、 鉄筋内部に超音波を入射し、継手部欠陥からの反射波によって、 欠陥の検出を行います。機械式は、カプラー又はスリーブに鉄筋が適正な長さが 挿入されているかを、超音波によって測定します。